水田土壌窒素無機化予測システム

水田土壌窒素無機化予測システム

タイトル水田土壌窒素無機化予測システム
担当機関山形県農業試験場 科学部
区分(部会名)東北農業
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. 速度論的解析法により、現地圃場の春先の乾燥実態に対応した
      土壌窒素無機化パラメータの算出方法、及び、土壌窒素無機化量を推定する方法を
      システム化した。
    2. 可分解性有機態窒素量(N0)は、土壌を長期培養した場合の
      アンモニア化成量の最大値と考え、室内培養法による風乾土の培養値がそれに相当し、
      生土の培養値がN0s、その差がN0qとするモデルである。
      したがって、N0=N0q+N0sの関係が成立する
      (図1)。
    3. 速度論的解析法により求めた土壌窒素無機化パラメータ(N0,
      N0q, N0s)の簡易推定法について検討した結果、
      可分解性有機態窒素量(N0)は、風乾土30度C長期培養値(100日程度)が1:1に
      対応した。本培養法は、速度論的解析法で求めた無機化パラメータ(N0)
      のチェック機能としても重要である(図2)。
    4. N0qは、乾土効果総量としてのポテンシャルを意味するが、pH10 Sorensen
      緩衝液抽出窒素が1:1に対応した(図3)。
    5. N0qとN0sの関係は、土壌水分によって変動する。しかし、
      N0=N0q+N0sの関係は成立することから、
      風乾土を供試し、N0とN0qを把握すれば、その差を
      N0sとして評価できる。
  2. 技術・情報の適用効果
    主要土壌の無機化パラメータを基に、地域の地力培養技術や施肥設計プログラミング
    への活用が期待される。
  3. 適用の範囲
    水田土壌
  4. 普及指導上の留意点
    速度論的解析法による土壌窒素無機化パラメータ、及び土壌窒素無機化量の算定は、
    パソコンによる解析が必要である。

具体的データ
図1
図2
図3
予算区分特研(3年) 県単
研究期間1985~1990
発行年度1990
収録データベース研究成果情報

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