積雪寒冷地帯における大豆・小麦を中心とした地域輪作体系モデル

積雪寒冷地帯における大豆・小麦を中心とした地域輪作体系モデル

タイトル積雪寒冷地帯における大豆・小麦を中心とした地域輪作体系モデル
担当機関山形県立農業試験場 経営部 機械土木部
区分(部会名)東北農業
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    大豆・小麦を中心とした輪作体系は、水田の高度利用と所得の増大の上から極めて
    重要である。しかし、積雪寒冷地帯では気象条件が厳しいので作業適期幅が狭く、輪作体系の
    作物切替が困難であった。
    そこで、開発した耕耘・は種・除草剤散布同時作業や汎用型コンバインの利用技術を組み入れて、
    作業実施の可能性を農作業シミュレーションで確認しながら、大豆・小麦を中心とした
    水田地域輪作体系モデルを策定した。
    策定した水田地域輪作体系モデルは
    1. 中型機械化体系による大豆-小麦1年2作体系
    2. 大型機械化体系による大豆-小麦-大豆2年3作体系

    1. 中型機械化体系による大豆-小麦1年2作体系
      1. 改善目標
      2. 主な技術内容と特徴
        大豆 品種:トモユタカ
        は種:耕耘・は種・除草剤散布同時作業
        収穫:ビーンハーベスター刈取、棚積乾燥、ビーンスレッシャー脱粒
        小麦 品種:ナンブコムギ
        は種:耕耘・施肥・は種・除草剤散布同時作業
        収穫:自脱型コンバイン(4条)
        乾燥・調整:共同施設へ委託
        輪作体系により、連作障害は軽減される。しかし、大豆は、大豆刈取直後の小麦は種の
        ため圃場外に棚積乾燥するので、省力作物でありながら労働ピークがある。
      3. 適応条件
        導入地域
        村山・置賜・庄内地域の平坦部
        想定する営農類型
        中核的農家3~4戸の共同経営
        (水田規模 9ha、転作 1.8ha、労働力は基幹3人、補助2人)
    2. 大型機械化体系による大豆-小麦-大豆2年3作体系
      1. 改善目標
      2. 主な技術内容と特徴

        第1作大豆 品種:トモユタカ
        は種:耕耘・は種・除草剤散布同時作業
        収穫:汎用コンバイン
        乾燥・調整:共同施設に委託
        第2作小麦 品種:ナンブコムギ
        は種:耕耘・施肥・は種・除草剤散布同時作業
        収穫:汎用コンバイン
        乾燥・調整:共同施設へ委託
        第3作大豆 品種:スズユタカ
        は種・収穫は、第1作大豆に同じ
      3. 適応条件
        導入地域
        村山・置賜・庄内地域の平坦部(1年2作の導入が難しい地域)
        想定する営農類型
        大型の転作受託型営農集団及び集落組織
        (労働力5人、水稲 10.3ha、大豆-小麦-大豆2年3作は夫々 7.6ha、
        受託は大豆刈取 3.4ha、大豆脱粒 16.6ha、稲刈 5.0ha、小麦刈 21.7ha、おうとう 0.4ha)
    具体的データ
  2. 技術・情報の適用効果
    省力・低コスト作業体系の採用により高度輪作体系の導入可能地域が拡大すると共に
    天候不良年における作業の実施率を高め、栽培の安定性を向上する。
  3. 適用の範囲
    山形県村山、置賜、庄内地域の平坦部

具体的データ
具体的データ
予算区分特研
研究期間1988~1990
発行年度1990
収録データベース研究成果情報

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