福島県メッシュ気温推定システム

福島県メッシュ気温推定システム

タイトル福島県メッシュ気温推定システム
担当機関福島県農業試験場 種芸部
区分(部会名)東北農業
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. 日別のAMeDASの観測データから、福島県内の日別気温の現況値を次式によりメッシュ
      単位で推定するシステムを開発した。
      Treal = Tnor + ( Σ ( Δ Ti / Li ) ) / ( Σ ( 1 / Li ) )
      Treal ; 任意メッシュにおける現況気温
      Tnor ; 任意メッシュにおけるメッシュ平年値
      ΔTi ; 近傍4ヶ所のAMeDAS地点の平年偏差
      Li ; 近傍4ヶ所のAMeDAS地点からのメッシュ距離
      i ; 1~4
    2. このシステムは、全メッシュの1日単位の平均、最高、最低気温の推定と、特定の地域
      における1ヶ月単位の日別気温が推定できる。
    3. 本システムによる郡山市内における現況温度の推定値と実測値の誤差は、±1度C程度
      である(図1)。
      現況温度の推定誤差は6月~8月が小さく、1月~3月はやや大きい。
      内陸に比べ太平洋沿岸の地域では、推定精度が劣る
      (表1)。
      県境に近い地域の気温は、県外のAMEDASを利用することによって、推定精度が向上する
      (図2)。
  2. 技術・情報の適用効果
    1. 県内の日別平均・最高・最低気温をメッシュ単位で推定でき、特異気象時の気温分布
      を迅速に把握できる。
    2. このシステムによるメッシュ気温の利用例としては、例えば水稲のメッシュ毎の刈り取り
      適期予想、イネミズゾウムシの水田飛来最盛日の予測、水稲の発育ステージ予測が可能に
      なる。
  3. 適用の範囲
    福島県内
  4. 普及指導上の留意点
    1. 推定に必要なデータは、あらかじめパソコン通信またはフロッピイディスクで入手
      する。
    2. 参照するAMeDASの観測値が2ヶ所以上欠測の場合は、計算できない。
    3. 県境付近および太平洋沿岸地域では推定精度が劣る。
    4. 計算速度とデータファイルの大きさから見て、ハードディスクが必要である。

具体的データ
図1
表1
図2
予算区分経常
研究期間1989~1991
発行年度1991
収録データベース研究成果情報

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