土壌動物によるキュウリつる割病菌及びキュウリ苗立枯病菌の菌糸の摂食

土壌動物によるキュウリつる割病菌及びキュウリ苗立枯病菌の菌糸の摂食

タイトル土壌動物によるキュウリつる割病菌及びキュウリ苗立枯病菌の菌糸の摂食
担当機関東北農試 畑地利用部 畑土壌管理
区分(部会名)東北農業
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    畑作物病原糸状菌を摂食する土壌小動物を見出した。ポット試験においては、
    これらの動物の摂食行動を活用することにより、キュウリつる割病菌
    (Fusarium oxysporum f.sp.cucumerinum)及びキュウリ苗立枯
    病菌(Rhizoctonia solani)の発病抑制効果が認められた。
    1. 福島県内の畑作物根域土壌から採集されたササラダニ25種、ヒメミミズ5種
      及びトビムシ7種のうちササラダニ1種とトビムシ7種が、シャーレ内培養
      条件下で、供試病原菌の菌糸を摂食した。とくにトビムシのSinella
      curvisetaはキュウリつる割病菌(F.o.cucumerinum
      )で、Folsomia hidakanaはキュウリ苗立枯病菌(R.
      solani)での繁殖が旺盛であった(表1
      )。
    2. トビムシS.curvisetaはポット(バーミキュライト充填)内に
      培養したF.o.cucumerinum菌を摂食し、播種した
      キュウリのつる割病の発病を抑制した(表2
      )。
    3. トビムシF.hidakanaはポット(バーミキュライト充填)内に培養
      したR.solani菌を摂食し、播種したダイコン・キャベツ・
      キュウリ・ゴボウの苗立枯病の発病を抑制した(表2)。
  2. 技術・情報の適用効果
    土壌小動物活性による畑作物病害の生物防除のための基礎資料として
    活用される。
  3. 適用の範囲
    東北全域
  4. 普及指導上の留意点
    実験室内での抑制効果検定法簡易化、土壌を充填したポットおよび圃場
    条件下での効果の再現性についてさらに検討を必要とする。
予算区分重点基礎・経常
研究期間1989~1991
発行年度1991
収録データベース研究成果情報

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