ポリオキシン剤及びイプロジオン剤に対するリンゴ斑点落葉病の耐性菌発現の実態

ポリオキシン剤及びイプロジオン剤に対するリンゴ斑点落葉病の耐性菌発現の実態

タイトルポリオキシン剤及びイプロジオン剤に対するリンゴ斑点落葉病の耐性菌発現の実態
担当機関秋田県果樹試験場環境部病害担当
区分(部会名)東北農業
区分(部会名)果樹
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. 斑点落葉病の多発傾向に伴い、ポリオキシン剤及びイプロジオン剤の使用が増加した
      ので、県内30園地から病葉を採取し、分離菌の感受性を検定した。
    2. 調査園30ヶ所でポリオキシンMIC値100ppm以上を示す菌株が検出され、特に8ヶ所
      では検出率が高かった。
    3. 同様に、イプロジオン100ppmで生育を示す菌株は、調査園30ヶ所中6ヶ所で検出され
      たが、いずれも検出率は低かった(表1)。
  2. 技術・情報の適用効果
    1. ポリオキシン剤耐性菌が広範囲に発生していることが判明したので、効力低下の
      見られる園では、今後薬剤を選択する際の参考となる。
    2. イプロジオン剤耐性菌の発生が、使用頻度の高まりとともに増加してきていることが
      判明し、今後本剤の連用が回避される。
  3. 適用の範囲
    県内全域
  4. 普及指導上の留意点
    1. 両剤は多発後の使用では、十分な防除効果が得られないので、発生増加期に
      使用する。
    2. 両剤を使用する場合は、他の保護殺菌剤と混用するか、混合剤を用いる。
    3. ポリオキシン剤の効力低下の見られる園では、イプロジオン剤を使用する。
    4. イプロジオン剤耐性菌の発生地域が拡大傾向にあるので、本剤の連用は避ける。

具体的データ
表1
予算区分国庫(農薬耐性菌検定事業)
研究期間1990~1990
発行年度1991
収録データベース研究成果情報

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