がれき集積・回収網の開発

がれき集積・回収網の開発

タイトルがれき集積・回収網の開発
要約東日本大震災により流出したがれきの集積・回収に使う網を開発した。開発した網は、地元漁業者自身によるがれき回収に活用された。
担当機関(独)水産総合研究センター 水産工学研究所 漁業生産工学部 漁具・漁法グループ
連絡先0479-44-5951
区分(部会名)水産
専門漁業生産技術
研究対象魚類
分類調査
背景・ねらい東日本大震災の津波により東北地方を中心に、がれきが大量に海に流出した。海底に堆積したがれきは、魚介類を漁獲する際、漁具を破損したり漁獲物を傷つけたりして、漁業の大きな障害となっている。小さいがれきは底びき網による撤去も行われているが、網が破れるなど多くの問題があった。そのため、広範囲に散乱した小さいがれきを効率的に撤去する漁具の開発に取り組んだ。
成果の内容・特徴がれき集積・回収網の開発に際しては、
  1. がれきの集積・回収作業に従事する漁船の安全確保を最優先する。
  2. 大型がれきや暗礁に根掛かりした際に離脱が容易で、漁船の安全確保に有利な2そうびきを基本とする。
  3. 地元の小型底びき網漁船(10トン)を使用する。
  4. がれきの集積・回収のためには、がれき集積・回収専用の網を使用する。
  5. 海底のがれきを1ヵ所に集積してからグラブバケットでがれきをつかみ揚げることができる台船(グラブ船)を使って集積したがれきを回収する。
ことを念頭に、仕様をまとめた。試作した網は全長38m、高さ3mで1枚の網地による構成となっている。
洋上試験の結果、試作した網はがれきの集積には充分使用できるめどがついた。さらに、小型がれきが多いような場合には、グラブ船の助けを借りることなく小型漁船だけでも安全に船上に回収できるように、網の構造を浅い袋網状に改良することによって、より効果的ながれき回収が期待できることもわかった。
成果の活用面・留意点試作した網は、浅い袋網状に改良したうえで地元漁業者自身によりがれき回収に活用された。
具体的データ
図1
図2
図3
発行年度2012
オリジナルURLhttp://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=4134&YEAR=2012
収録データベース研究成果情報

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