果樹等木本作物の低温保存技術の確立(50)
果樹等木本作物の低温保存技術の確立(50)
課題番号 | 1992000334 | ||
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研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) | ||
研究期間 | 継H02〜H07 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 遺伝資源の収集・保存・利用技術の開発 | ||
大課題 | 遺伝資源の保存・管理技術の確立 | ||
中課題 | 栄養体の長期安定保存法と急速増殖法の開発 | ||
小課題 | 果樹等木本作物の低温保存技術の確立(50) | ||
摘要 | 冬芽より培養系に誘導したナシ及びクワ培養茎頂の生存及びシュート形成について,多品種を用いて調査した。クワではいずれの品種でもシュートの形成は認められたものの,伸長停止やネクロシスを呈するものが約20%認められた。ナシでは,ニホンナシの平均生存率は90%以上を示したが,セイヨウナシでは約40%と低く,平均シュート形成率は,ニホンナシ40%,セイヨウナシ20%であった。供試したなかのニホンナシ7品種,セイヨウナシ4品種に全くシュート形成が認められず,用いた培地では維持できなかった。またナシ培養シュートの発根について検討した結果,NAA及び糖類添加が有効であったが,ニホンナシの発根割合が低く,培地条件の検討が必要であった。 | ||
研究分担 | 遺資二・栄養保存研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028455 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |