共生窒素固定における根粒組織形成機構の解明(78)
課題番号 | 1992000360 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H02〜H08 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 農業生物の生理機能・生体機能の制御・利用技術及び未利用生物の有効利用技術の開発 |
大課題 | 植物におけるエネルギーの固定と代謝制御機構の解明 |
中課題 | 植物における生物的窒素固定機構の解明 |
小課題 | 共生窒素固定における根粒組織形成機構の解明(78) |
摘要 | 根粒非着生系統のダイズT201には、リゾビトキシンを産生するBradyrhyzobium japonicum GT■菌株(USDA94,76など)を高濃度で接種した場合を除き、根粒形成は認められない。しかし、オーキシン作用を示す2,4ーDの共存により通常のダイズ菌株(A1017)の接種で根粒の誘導されることが見いだされた。ダイズにおける根粒菌の感染は根毛を経由して進行するため、その過程において根毛のカーリング、感染糸の形成などが、常に認められる。しかし、非着生系統T201へのGT■菌株および2,4−D共存下におけるA1017菌株接種では、カーリング、感染糸形成のないまま、根粒形成が認められた。これらの根粒の窒素固定能(アセチレン還元法)に、対照との違いは認められなかった。 |
研究分担 | 機能開発・窒素固定研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028481 |
収録データベース | 研究課題データベース |