課題番号 | 1992000416 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H02〜H07 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 遺伝子・細胞操作等による新農業生物資源作出技術の開発 |
大課題 | 新育種素材作出のための組換えDNA技術の開発 |
中課題 | 有用形質における遺伝子の同定・単離と形質発現の解析 |
小課題 | イネ・ウイルス病抵抗性素材の作出(150) |
摘要 | 35Sプロモーターのー240からー90に強いエンハンサー活性が存在することを昨年報告した。さらに、高率発現ベクターを開発したことも報告した。本年度はこの領域の詳細な解析を行った。活性はー210からー90の領域にマップされ、ゲルシフトアッセイおよびフットプリンティングによりー198からー187の配列(ATGCCTCTGCC)にtrans因子が結合すること、またこの因子は葉及び培養細胞に存在することが示された。ー198からー187の配列をタンデムに連結するとエンハンサーとして働くことが示された。イネに導入されたRSV外被蛋白遺伝子は後代(R1)に安定に遺伝すること、発現は葉では全蛋白の0.1から0.5%でみられるが、種子においては検出限界(0.005%)以下であった。 |
研究分担 | 分子育種・形質転換研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028537 |
収録データベース | 研究課題データベース |