水田畑作用乾燥機の高性能化に関する研究−高性能大豆用乾燥機の開発(12)
課題番号 | 1992004051 |
研究機関名 | 生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究期間 | 完S62〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 低コスト農業の確立と安全で快適な農作業のための技術開発 |
大課題 | 農業機械の多機能化のための技術開発 |
中課題 | 水田作・畑作用機械の多機能化に関する研究 |
小課題 | 水田畑作用乾燥機の高性能化に関する研究−高性能大豆用乾燥機の開発(12) |
摘要 | 大豆用循環式乾燥機を開発するために必要な諸条件を求めるため、大豆用循環式乾燥試験装置を用い、風量比0.03〜0.1m3/s/100kg、初期含水率15〜27%、熱風温度常温〜40℃で乾燥試験を実施し、次のような結果を得た。40℃での乾燥は裂皮粒が多くなる危険性があり避ける必要がある。また裂皮粒は低含水率からの乾燥で発生しやすい傾向にある。搬送装置の可動部と固定部の間隙が大豆粒径の2倍以上であり、バケットエレベータに誘導排出型を用いた乾燥機で、大豆の循環乾燥が可能と考えられる。乾燥条件は、しわ粒発生条件についてはさらに検討を要するが、初期含水率18%程度で、送風温度35℃以下かつ乾燥速度0.35%/h以下と考えられる。 |
研究分担 | 生産・乾燥調製研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028663 |
収録データベース | 研究課題データベース |