法面・圃面保全のための好適植生の導入・定着条件の解明(10)
課題番号 | 1992002642 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
他機関 | 野菜茶試 |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 近畿・中国地域農業の発展方式の確立 |
大課題 | 地域資源の評価と有効利用方式の確立 |
中課題 | 農用地開発地域における土壌・有機物・植生資源の効果的利用技術の開発 |
小課題 | 法面・圃面保全のための好適植生の導入・定着条件の解明(10) |
摘要 | 郷土植物を利用した法面・圃面の保全技術を開発するため,チカラシバ,トダシバ,ネズミノオ等の圃場への移植方法,郷土植物の組み合せと圃場での生育,チカラシバの刈り取り時期とその後の再生について検討した。その結果,ブロック苗(12cm×0.5cm)に比べて生育がやや劣るものの,地際の生育が同程度となる丸苗(直径約1cm)を無施肥で移植する方法が適当と判断された。また,2草種を混植した場合には,初期生育が比較的旺盛なチカラシバにより他の草種の生育が抑制された。チカラシバの刈り取り後の再生量は刈り取り時期が遅くなるほど減少するが,出穂数は8月刈り取りではむしろ増加することが明らかとなった。 |
研究分担 | 企連・総研2 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028738 |
収録データベース | 研究課題データベース |