高温乾燥条件下での根の伸長、根系形成習性の種間差(65)
課題番号 | 1992002697 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 近畿・中国地域における耕地の高度利用方式の確立 |
大課題 | 作物育種技術の開発と品種の育成 |
中課題 | 育種素材の評価と育種素材化技術の開発 |
小課題 | 高温乾燥条件下での根の伸長、根系形成習性の種間差(65) |
摘要 | 特製ポットに沖積土壌を充填し,適湿及び乾燥条件を与えたうえで落花生,クロタラリア,キマメをガラス室内で約2週間栽培し,土壌を洗い流しながら根を採取して観察に供した。根の伸長は明らかに適湿区がまさり,各種とも乾燥区の2倍以上の伸長量で,伸長速度の大きいことを示していた。乾燥区では伸長速度が小さく,2次根の量は少なかったが,単位主根長当りの側根数(側根密度)は大きくなった。種間の差を見ると,ラッカセイの根量が最も多く,乾燥条件で初期生育の大きいことを示していた。根の直径は乾燥土壌で土壌の物理的抵抗によると思われる肥大が見られ,著しい屈曲や変形が観察された。 |
研究分担 | 作物開発・育種素材研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028793 |
収録データベース | 研究課題データベース |