赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の解明と制御(148)
課題番号 | 1992002767 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 継H01〜H06 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 近畿・中国地域における家畜の合理的飼養管理技術の確立 |
大課題 | 草地・飼料作物生産性向上技術の確立 |
中課題 | 草地・飼料作物の生産制御要因の解明 |
小課題 | 赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の解明と制御(148) |
摘要 | 高温条件下(30℃/25℃)に20日間曝露したハルガヤ,ススキの植物体(地上部,根)抽出物の阻害活性は低温下(20℃/15℃)のものに比べて高かった。また,遮光条件は概して両草種の阻害活性を低下させた。これらの処理によるハルガヤの阻害効果の変動は植物体のクマリン濃度の変化と密接に関連していたが,ススキの場合はクロロゲン酸濃度の変化と阻害作用が必ずしも一致しなかった。赤色土壌は黒ぼく土壌に比べてクマリンの作用を発現しやすく,また,腐葉土の混合は阻害効果を低減させた。レタス幼植物に対するクマリンの生育阻害作用は低温条件下で最も顕著に認められた。 |
研究分担 | 畜産・草地飼料研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028863 |
収録データベース | 研究課題データベース |