オオクサキビの導入による放牧草地の管理技術(152)
課題番号 | 1992002770 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 継H02〜H04 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 近畿・中国地域における家畜の合理的飼養管理技術の確立 |
大課題 | 草地・飼料作物生産性向上技術の確立 |
中課題 | 草地生産力の維持向上技術の開発 |
小課題 | オオクサキビの導入による放牧草地の管理技術(152) |
摘要 | オオクサキビの放牧用草種としての適性と管理利用法について検討した。春2回の放牧利用によってイタリアンライグラス優占草地からオオクサキビ優占草地にうまく移行することができたが,オオクサキビの優占度は前年に比べると幾分低下した。夏のオオクサキビ植生での牧養力は580CD/ha,春および秋のイタリアンライグラス植生における牧養力は472CD/haであり,年間牧養力の目標値1000CD/haを上回った。また,窒素施用量(0〜60kg/ha)の増大に伴ないオオクサキビの現存量は増大したが,採食量は窒素40kg/haで頭打ちとなった。一方,燐酸については,施用量(0〜60kg/ha)が多い区ほど採食量が多かった。 |
研究分担 | 畜産・草地飼料研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028866 |
収録データベース | 研究課題データベース |