たまねぎのプロトプラストからの安定的再分化技術の確立(71)
課題番号 | 1992002022 |
研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) |
研究期間 | 継H02〜H04 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 寒地生物資源の低温生理生態の解明及び能力開発技術の確立 |
大課題 | 寒地生物資源の能力開発と生理的特性の解明 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による新生物資源の開発 |
小課題 | たまねぎのプロトプラストからの安定的再分化技術の確立(71) |
摘要 | 萌芽葉基部から単離したプロトプラストからの安定的コロニー形成条件を検討した。最適ホルモン濃度はzeatin 5μM及びpicloram 5μMであった。ABAの添加によるコロニー形成促進効果は認められなかった。エチレンの発生・作用の抑制を目的としてAgNO3及びCoCl2の添加効果を検討したが、両物質の添加はコロニー形成に対し阻害的であった。培地pHの低下を防ぐMESのの添加はコロニー形成を促進した。無添加区では5〜10細胞で分裂が停止して褐変化したが、5mM添加区では20細胞以上からなるコロニーが形成された。10mM以上の添加は分裂を阻害した。 |
研究分担 | 作物開発・野菜研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030028958 |
収録データベース | 研究課題データベース |