オットセイ,海鳥等の被害実態及び生体濃縮過程の解明(113)

オットセイ,海鳥等の被害実態及び生体濃縮過程の解明(113)

課題番号1992005578
研究機関名遠洋水産研究所(遠水研)
研究期間継H02〜H04
年度1992
研究問題水域汚染の水産生物に及ぼす影響の解明
大課題海洋汚染物質の海洋生態系への取り込み生物濃縮と物質循環に関する研究
中課題海洋汚染の生物モニタリング及び汚染メカニズムに関する研究
小課題オットセイ,海鳥等の被害実態及び生体濃縮過程の解明(113)
摘要2年4月三陸沖でオットセイ30頭を捕獲し、毛、筋肉、内臓諸器官等における重金属と肝臓における有機塩素化合物の残留濃度を調べた.また、43年〜52年の間に収集したオットセイの乳腺標本を用い、有機塩素化合物の汚染動態を調べた.肝臓や腎臓でCd、筋肉でZn、毛でPbやMnがそれぞれ高く、毛を用いた重金属のモニタリングと重金属を用いた系群識別の可能性が示唆された.オットセイ乳腺中のPCB濃度は45年頃から徐々に上昇し、51年頃ピークに達した後低減し、55年以降横ばい(最高濃度の5分の一)となった.この経年変動は、欧米の魚介類中のPCB濃度の年変動とよく一致した.欧米のPCB製造量は世界総生産量の70%を占めており、汚染の拡散が地球規模で進んでいると予想される.
研究分担北洋資源・おっと研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029300
収録データベース研究課題データベース

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