スギ・ヒノキにおける菌根菌の実態とその共生効果(39)
課題番号 | 1992004151 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 森林生態系における立地環境及び植物相の特性と機能の解明 |
大課題 | 森林群落の構造と機能の解明 |
中課題 | 森林群落における養分動態の解明 |
小課題 | スギ・ヒノキにおける菌根菌の実態とその共生効果(39) |
摘要 | スギの根の成長とVA菌根の形成およびVA菌根菌の胞子生産との関連を調査するため、根を含む土壌サンプルを採取した跡に滅菌土壌を充填し、一定期間後に再生産された根量とその菌根形成率、および菌根菌胞子数を調査した。その結果、根は6カ月につき元の根量の約10%ずつの回復を示した。再生産された根の菌根化率は6カ月、1年後にはいずれも約50%で原土壌のレベル(約70%)よりやや低く、それ以上経過した場合は、ほぼ原土壌と同等まで回復した。それに対し、VA菌根菌の胞子数は2年経過後も原土壌の1%以下に過ぎず、構成種も原土壌のものとは異なっていた。 |
研究分担 | 森林環境・養分研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029336 |
収録データベース | 研究課題データベース |