酸性降下物の土壌生物相に及ぼす影響(65)

酸性降下物の土壌生物相に及ぼす影響(65)

課題番号1992004176
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完S62〜H03
年度1992
研究問題森林生態系における微生物及び動物の機能の解明
大課題森林微生物の分類と生理・生態及び生態系における役割の解明
中課題森林生態系における微生物群集の動態解明
小課題酸性降下物の土壌生物相に及ぼす影響(65)
摘要酸性降下物が土壌動物や微生物に与える影響についての実態調査では、対象林分によって種組成に特徴がみられ、他のスギ林と比較したところ衰退地と思われた林分でも良好な状態であった。硫酸による人工酸性雨短期散布実験から、大型土壌動物は0.02Nで死亡し、0.002Nでは月7mm以下であれば生存した。微生物の実態調査では、全糸状菌に対する硫黄酸化糸状菌数の比率が、山地で小さくて都市近郊では高くて単調な組成であった。散布実験による影響は、表層土壌で大きく、深部では少なかった。表層では、散布2年後には対照区の糸状菌数に近づいた。火山灰土壌ではおおむね低濃度散布区での影響は低い傾向を示した。現在成果の受渡しをする段階に到っていない。酸性雨の短、長期影響を多地点で観測し、さらに他の微生物、外生菌根、内生菌根、土壌動物の指標性を検討する必要がある。
研究分担森林生物・土微研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029361
収録データベース研究課題データベース

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