林相の違いが窒素及び硫黄の形態に及ぼす影響(159)

林相の違いが窒素及び硫黄の形態に及ぼす影響(159)

課題番号1992004270
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完H01〜H03
年度1992
研究問題森林の環境形成機能の解明と評価
大課題人間活動によって生じる環境インパクトの森林への影響評価
中課題大気汚染等の森林生態系への影響評価
小課題林相の違いが窒素及び硫黄の形態に及ぼす影響(159)
摘要ヒノキ、マツ、広葉樹などスギ以外の森林植生下の土壌における酸性降下物の影響調査を、特に土壌の緩衝作用が比較的弱いとされる表層土壌に注目し、土壌の緩衝作用を測定した。林相の違いは表層を中心に落葉分解や根系及び菌根などの共生微生物等の関わりで特性が現れている。ヒノキや亜高山樹種などが有機物層で強酸性を示すのに対して、スギ林やマツ林などでは有機物層や表層土壌が極端に酸性化することはない。ブナ林等では落葉分解や菌根菌の影響から酸性化する傾向がある。これがA層のpHに影響を及ぼし、このため表層土壌のpHに応じた緩衝作用の違いが現われてくる。pH4前後を示すヒノキ林土壌の場合には、すでに多くの交換性アルミニウムが存在するので、将来の酸性物質の負荷によってさらにその傾向が促進されると結論づけられる。以上の成果は今後の環境問題に対応した各種の森林の取扱いに関する基礎的な情報となる。
研究分担森林環境・土化研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029455
収録データベース研究課題データベース

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