林業生産及び林産物流通構造の解明と産地化(380)
課題番号 | 1992004494 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H02〜H06 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 成熟途上林業地帯における経営管理技術及び施業技術の高度化 |
大課題 | 林業経営方式の改善 |
中課題 | 経営管理手法の開発 |
小課題 | 林業生産及び林産物流通構造の解明と産地化(380) |
摘要 | 東北地域における素材の生産・流通構造及び製材品の生産・販売構造を把握するため,青森,岩手,秋田の3県で実態調査を行った.地域林業形成の担い手としての森林組合の活動調査を実施した(青森,岩手).国産材産地としての九州との違いを明らかにするため,各種統計数値を用いて分析した.その結果,新たな外材時代といわれる昭和60年代に入って,国産材産地としての東北地域は素材生産,製材品販売ともに停滞あるいは後退を余儀なくされている.特に,九州地域との格差は大きい.山元における森林組合を中心とした育林経営の組織化による計画伐採(地域林業計画)の実現と,製材品販売のための組織的な活動が不可欠である. |
研究分担 | 東北・経営研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029679 |
収録データベース | 研究課題データベース |