凍裂によるスギ樹幹の材質劣化過程の究明(406)
凍裂によるスギ樹幹の材質劣化過程の究明(406)
課題番号 | 1992004527 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継S63〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 成熟途上林業地帯における経営管理技術及び施業技術の高度化 | ||
大課題 | 良質材生産技術の改善 | ||
中課題 | 材質劣化防止技術の開発 | ||
小課題 | 凍裂によるスギ樹幹の材質劣化過程の究明(406) | ||
摘要 | 岩手大学滝沢演習林から、89年生スギの凍裂木(霜腫れが4ヶ所)を伐採し、その樹幹内部を調査した。地際部から50cmごとに円板を採取し、各凍裂の割れの発達状態を調べた。最も古い凍裂は地上0.5m部位で28年前に発生したが、その割れは上下方向にはほとんど進展しなかった。つぎに古いものは27年前に1〜2m部位で発生ており、ついで上方へ、下方へと進展していた。その後はしばらくの間は新たな発生はなく、18年前と11年前にそれぞれ1ヶ所づつ発生したが、樹幹中への進展はわずかであった。いずれの凍裂の割れも、同一の目回りから外方へと延びていた。 | ||
研究分担 | 東北・更新研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029712 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |