有益鳥類群の害虫捕食特性の解明(447)
有益鳥類群の害虫捕食特性の解明(447)
課題番号 | 1992004569 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H02〜H06 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 多雪・寒冷地帯における森林維持・造成技術の高度化 | ||
大課題 | 多雪・寒冷地帯の保全的施業技術の体系化 | ||
中課題 | 病虫獣害の防除技術の確立 | ||
小課題 | 有益鳥類群の害虫捕食特性の解明(447) | ||
摘要 | ブナアオシャチホコの大発生終息期における、鳥類の生息実態と捕食実態を調べた。本種は1990年に大発生し、1991年には密度が大きく減少したが、鳥類群集は優占種や生息密度に変化がみられなかった。しかし、シジュウカラの給餌内容には、90年7月、91年6月、同7月で大きな違いがみられた。6月の餌の中では鱗翅目幼虫の比率が高く(78.4%)、クモは少なかった。90年7月には本種の幼虫が全餌の75.2%を占めたのに対し、91年7月には9.2%に減少した。7月の餌に占める鱗翅目幼虫の比率も、92.4%から48.3%に減少した。逆にクモの占める割合は、7.6%から36.7%に増加した。効率的にデータを収集するため、ビデオカメラの台数を増やす必要がある。 | ||
研究分担 | 東北・昆虫研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029754 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |