広葉樹二次林の群落構造と動態の解析
広葉樹二次林の群落構造と動態の解析
課題番号 | 1992004606 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 新H04〜H08 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 風致林及び都市近郊林の育成・管理技術の高度化 | ||
大課題 | 都市近郊林の造成・管理技術の向上 | ||
中課題 | 都市近郊林の林相管理技術の向上 | ||
小課題 | 広葉樹二次林の群落構造と動態の解析 | ||
摘要 | かつて薪炭林として利用された落葉広葉樹林は現在その多くが放置されているが、西日本の場合その中には常緑広葉樹林へと遷移してきているところが見られる。これらの林は、適切に取りあつかうことで都市近郊林として望ましい森林に誘導し、新たな利用の対象とすることが可能であるが、そのためには、このような林の群落としての構造や動態を解明しておく必要がある。そこで本研究では、ギャップ形成や更新などの群落構造・動態の視点と、フェノロジーや生活史戦略、あるいは環境への適応などといった視点とを関連づけて解析し、都市近郊の広葉樹林の造成・管理技術の向上に寄与することをを目的とする。ギャップ形成過程の調査の中ではギャップの大きさや形状の推移を、群落構造・動態の調査の中では林冠の閉鎖度と個々の樹木の樹冠形や幹の形質の推移を、フェノロジー研究の中では落葉広葉樹の葉の展開過程等を樹冠・幹形解析装置を用いて長期間モニタリングする。 | ||
研究分担 | 関西・造林研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029791 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |