保育方法の違いと量的質的成長との関係解明(543)
課題番号 | 1992004660 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 関西地域における森林造成技術と経営管理方式の確立 |
大課題 | 良質材生産技術の高度化と経営管理方式の確立 |
中課題 | 林業技術の地域特性の解明 |
小課題 | 保育方法の違いと量的質的成長との関係解明(543) |
摘要 | 間伐後、8,9年経過したヒノキ林、スギ林で間伐方法(大径木間伐、中径木間伐、小径木間伐)の違いによる間伐後の残存木の成長を調べた。林分断面積成長率は、間伐後2年目から間伐区の方が無間伐区より大きくなり、時間の経過とともにその差が大きくなる傾向がみられた。間伐方法の違いによる林分成長率の違いははっきりしなかった。個体成長では、個体の大きさによって間伐効果が異なり、小径木間伐では相対的に小さな残存木ほど、中径木間伐、大径木間伐では、相対的に大きな残存木ほど間伐効果がやや大きくなった。来年度は各個体の位置関係から間伐効果を調べる。 |
研究分担 | 関西・造林研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029845 |
収録データベース | 研究課題データベース |