複層林施業による地表保護効果の解明(567)
複層林施業による地表保護効果の解明(567)
課題番号 | 1992004685 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H03〜H07 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 豪雨急傾斜地域における森林施業技術の体系化 | ||
大課題 | 環境保全的森林施業技術の向上 | ||
中課題 | 森林施業と土壌保全効果との関係解明 | ||
小課題 | 複層林施業による地表保護効果の解明(567) | ||
摘要 | 複層林施業による地表保護効果を解明するため愛媛県久万町にある複層林において、一斉林との比較のもとに調査検討を行った。調査内容は毎木調査、土壌断面調査、土壌の理化学性測定、堆積有機物量、林床植生量、林床植生およびA0層による地表の被度測定、目視による地表面への細根の露出度、表層土壌の移 動・流亡度、土柱の有無と高さなどである。土壌断面形態では対照区(一斉林)のA層が複層林区に比べ薄く、最表層のA1層では堅密度も高い。また、断面に対し、垂直方向の硬度も同様に対照区で硬い結果となった。堆積有機物量、林床植生量はともに複層林区で多くみられた。地表保護効果指標となる各因子は両区で差はみられず、比較的安定していた。 | ||
研究分担 | 四国・林地保全研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029870 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |