モミ属水喰材の有縁壁孔の構造変化
モミ属水喰材の有縁壁孔の構造変化
課題番号 | 1992004765 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 新H04〜H05 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 木材の加工・利用技術の高度化 | ||
大課題 | 木材特性の解明 | ||
中課題 | 細胞構成及び細胞壁の壁層構造の解明 | ||
小課題 | モミ属水喰材の有縁壁孔の構造変化 | ||
摘要 | 針葉樹では、仮道管相互間壁孔は水分通導機能を維持している辺材中ではほとんど閉塞せず、水分通導機能を停止した心材中では閉塞していると考えられてきた。しかし、心材含水率に著しい変異をもつスギ材では、高含水率材で壁孔閉塞率が比較的低くなる傾向が測定結果として得られている。針葉樹の心材は通常辺材に比べて明らかに低含水率であるが、モミやトドマツでは異常に高含水率の心材(水喰材)を持つものがあることが知られている。これらモミ属の水喰材における壁孔閉塞率および閉塞状態等、心材化にともなう壁孔構造の変化を調べることによって、壁孔の心材含水率への寄与を明らかにする。(年次計画)モミおよびトドマツの水喰材試料の入手状況によって順次壁孔構造の変化を観察する。 | ||
研究分担 | 木材利用・組織研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030029950 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |