リグニン炭水化物結合体の反応機構の解明(768)
リグニン炭水化物結合体の反応機構の解明(768)
課題番号 | 1992004872 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 延H01〜H06 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 木質系資源の改質・成分利用技術の高度化 | ||
大課題 | 樹木の化学成分特性の解明と高度利用法の開発 | ||
中課題 | 木材主要成分の特性解明と分離技術の開発 | ||
小課題 | リグニン炭水化物結合体の反応機構の解明(768) | ||
摘要 | ベンジルエ−テル型リグニン・炭水化物結合体のモデル化合物として、グアイアシルグリセロ−ル−α−エチル−β−クレオソ−ルエ−テルを合成し、その塩素漂白過程での反応を検討した。ガスクロマトグラフィ−でメタノ−ル及びエタノ−ルを定量し、さらに反応生成物をアセチル化してGCMS分析を行った。その結果、塩素漂白過程でリグニンは、核の塩素化、メトキシの開裂、β−エ−テルの開裂は受けるが、α−エ−テルの開裂はほとんど受けないことが分かった。従って、LCC結合は塩素漂白に対して安定であることが分かった。 | ||
研究分担 | 木材化工・木化研(科長) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030057 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |