成分分離におけるリグニンの縮合(773)

成分分離におけるリグニンの縮合(773)

課題番号1992004874
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間継H03〜H05
年度1992
研究問題木質系資源の改質・成分利用技術の高度化
大課題樹木の化学成分特性の解明と高度利用法の開発
中課題木材主要成分の特性解明と分離技術の開発
小課題成分分離におけるリグニンの縮合(773)
摘要有機酸処理による脱リグニンの過程で木材の成分分離を妨げる縮合反応を促進する要因の究明を行った。その結果、縮合反応を起こすベンジルカチオン側ではリグニン骨格の影響を強く受け、パラハイドロキシル核(H)≧グアヤシル核(G)>>シリンギル核(S)の順でS核の縮合性は非常に低いが、一方アニオン側として作用するときS核の縮合性は非常に高いことが明らかになった。ベンジルエーテル構造はベンジルアルコールより縮合反応速度は遅くなるが、その割合はS核に顕著に見られた。縮合生成物であるジフェニルメタン構造はギ酸の様な強酸下ではアニオン側が電子リッチなシリンギル核の場合は分解するが、グアヤシル核の場合は非常に安定で難分解性を示した。
研究分担木材化工・木化研(科長)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030059
収録データベース研究課題データベース

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