核DNA量の倍数的増加機構の解明
核DNA量の倍数的増加機構の解明
課題番号 | 1992004912 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 新H04〜H09 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生物機能の解明による新利用技術の開発 | ||
大課題 | 林木の細胞工学的手法による新育種技術の開発 | ||
中課題 | 林木の組織培養法の開発 | ||
小課題 | 核DNA量の倍数的増加機構の解明 | ||
摘要 | 正常に発育している植物体において、細胞の分化や老化等に伴って核DNA量の倍数的増加が起こることが知られている。しかし、その制御機構や意義については、まだあまりよくわかっていない。インゲンマメ第一葉の向軸側表皮、葉肉、背軸側表皮のそれぞれについてDAPI染色を行い、核当りのDNA量を顕微蛍光測光法で測定した。その結果、葉肉と背軸側表皮では核DNA量は2Cであるが、向軸側表皮のみは強光下では4C、弱光下では2Cと変動することを見いだした。さらに、樹木においてもこのような光環境に対応した核DNA量の変化が起きるかどうかを調べ、これらの材料を用いて、核DNA量の変化の制御機構と生物学的意味の解明を目指す。4〜5年度は林木培養苗を用いた実験系の確立を、6年度以降は制御機構の解明を行う。 | ||
研究分担 | 生物機能・培養研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030097 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |