栽培基質と子実体の成分(825)
栽培基質と子実体の成分(825)
課題番号 | 1992004914 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H01〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生物機能の解明による新利用技術の開発 | ||
大課題 | きのこの生物機能及び遺伝資源の高度利用技術の開発 | ||
中課題 | きのこ類の分類と生理・生態の解明による高度生産技術の開発 | ||
小課題 | 栽培基質と子実体の成分(825) | ||
摘要 | Znを添加したおが屑培地にヒラタケを生育させ、ヒラタケのZn等元素の物質吸収能について検討した。添加Zn濃度は、対照を含め6段階である。試料は、湿式灰化により前処理を行い、原子吸光分析法及びICP発光分光分析法により9種類(Zn,K,P,Na,Mg,Ca,Fe,Cu,Mn)の元素分析を行った。分析の結果、菌かきした菌糸体Zn濃度は、Zn添加濃度を変えても、ほとんど変化しなかった。1・2次発生子実体のZn濃度は、Zn添加濃度を増加させるのに伴い、増加した。菌糸体と子実体濃度との比較で、Znは子実体の方が菌糸体より濃度は高かったが、他の元素は逆であった。また柄より傘濃度が高かった元素は、Zn,k,P,Mg,Fe,Mnであった。 | ||
研究分担 | 生物機能・きのこ生研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030099 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |