スギの諸抵抗性の遺伝的要因の解明(861)
スギの諸抵抗性の遺伝的要因の解明(861)
課題番号 | 1992004946 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継S62〜H06 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 森林遺伝資源の保全と利用の高度化 | ||
大課題 | 森林植物の遺伝的評価と高度利用技術の開発 | ||
中課題 | 林木の形質の遺伝分析 | ||
小課題 | スギの諸抵抗性の遺伝的要因の解明(861) | ||
摘要 | マツ科マツ属の耐凍性と脂質の関係を調べるために91年 2月19日及び91年7月24日に関東林木育種場(林木育種センター)内に植栽されている2葉松類の針葉を採取し、全脂質を抽出し、約7種の脂質にクラス分けして、それぞれの脂質を構成する脂肪酸の組成を測定した。Pinus pinaster, P. massoniana,P. thumbergii, P. mugoの4種のフォスファチジルエタノールアミンの量及び脂肪酸組成では、全ての種において冬の1年生葉と夏の2年生葉で、量は減少しており、脂肪酸組成ではパルミチン酸(16:0、炭素数16、不飽和結合数0)がP. mugoを除き増大していた。脂質1分子当たりの不飽和結合数では、P. pinaster を除き減少する傾向が見られたが、余り大きな差ではなかった。 | ||
研究分担 | 生物機能・遺伝分析研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030131 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |