果樹類における細胞培養系及び植物体再生系の開発(120)
課題番号 | 1992001265 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H02〜H07 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の細胞培養技術の開発と利用 |
小課題 | 果樹類における細胞培養系及び植物体再生系の開発(120) |
摘要 | 果樹では果実の存在が重要であるにも関わらず、その培養を検討された例は、カンキツを除いて殆どない。そこでモモ(白鳳)未熟果を明所で培養すると、緑色から赤色に変化しながら増大することがわかった。さらに長期間培養を継続すると、褐変した。これは、樹上の果実の肥大と同様に細胞容積の増大によるものであった。果肉肥大には、樹上果実の生育時期や果皮の有無は殆ど影響しなかった。肥大率をモモの品種間で比較すると差がみられた。ニホンスモモでも肥大するものとしないものがあった。これらの結果、果実肥大における生理、生化学的な研究や果実における遺伝子発現の解析がインビトロで可能となった。 |
研究分担 | 育種・育種1研加工適性研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030292 |
収録データベース | 研究課題データベース |