カンキツのSDV等ウイルス抵抗性素材の作出(123)
課題番号 | 1992001267 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の細胞培養技術の開発と利用 |
小課題 | カンキツのSDV等ウイルス抵抗性素材の作出(123) |
摘要 | カンキツとは遠縁で交配できないが耐病性を示すゲッキツを用い、トロビタオレンジ(カルス)との細胞融合による育種素材の作成を試みた。融合操作後のヘテロカリオンの形成率は、これまでカンキツ同士で行なった結果とほぼ同じで、平均15%前後であった。培養2〜3ヵ月後、緑色の胚様体が観察されたが、Citrus同士の組み合わせよりも少ない緑色胚様体が得られた。植物体を育成し、雑種性を調査したところ、多くが雑種個体であることが判明した。また、これらの多くが奇形を示していたが、新しい培地に植えかえたところ、シュートを形成するものがあった。 |
研究分担 | 興津・育種2研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030294 |
収録データベース | 研究課題データベース |