カンキツのリモノイド系苦味成分の成分育種法の開発(148)
課題番号 | 1992001297 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H02〜H06 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹の交雑育種技術の効率化 |
中課題 | 果樹の結果樹齢短縮技術の開発 |
小課題 | カンキツのリモノイド系苦味成分の成分育種法の開発(148) |
摘要 | リモニンに対する抗血清を作出し、簡便迅速、高感度測定法としての酵素免疫測定法(EIA)を確立した。リモニンオキシム・牛血清アルブミン結合体を抗原とし、ウサギに対し免疫を行い、抗体を得た。この抗体を用い、EIAによりカンキツ果汁のリモニン量を測定した。リモニンの測定範囲は10ngから10pgまでと広範囲で、高感度であった。EIAによる測定値とHPLCによる測定値との間の相関係数はr=0.985と極めて高かった。この高い相関係数は、果汁の塩化メチレン層によるEIAで得られた。以上の結果から、果汁の塩化メチレンによる簡単な前処理を伴うEIAで多数のサンプルのリモニンの定量が可能となった。 |
研究分担 | 口之津・育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030324 |
収録データベース | 研究課題データベース |