無花粉化イタリアンライグラス品種の育成(24)
無花粉化イタリアンライグラス品種の育成(24)
課題番号 | 1992002543 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) | ||
研究期間 | 継H03〜H12 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 多雪地農業における克雪技術の確立 | ||
大課題 | 多雪地における越冬作物の生産性向上技術の確立 | ||
中課題 | ライグラス類の耐雪多収性品種の育成 | ||
小課題 | 無花粉化イタリアンライグラス品種の育成(24) | ||
摘要 | 平成3年7月に雄性不稔個体24個体と正常稔性個体(ワセアオバ)のペアクロスによりF1を採種し、10月に播種した。今後、それら雑種の花粉稔性を調査し、効率よく不稔を維持する花粉親としてのワセアオバを選抜し、維持系集団を育成する。雄性不稔個体の葯は黄褐色を呈し、その大きさは正常個体に比べ明らかに小さく萎縮しており、開花後も葯の裂開がみられなかった。正常個体の花粉粒は酢酸カーミンで染色されるのに対し、雄性不稔個体の花粉粒は全く染まらなかった。また雄性不稔個体の葯組織の解剖観察結果より、主にタペート細胞の異常により花粉粒が発達しないことが明らかとなった。 | ||
研究分担 | 水田利用・飼料作物研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030587 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |