雪腐病菌の増殖機構及び周年生態の解明(36)

雪腐病菌の増殖機構及び周年生態の解明(36)

課題番号1992002554
研究機関名北陸農業試験場(北陸農試)
研究期間完S63〜H02
年度1992
研究問題多雪地農業における克雪技術の確立
大課題多雪地における越冬作物の生産性向上技術の確立
中課題越冬作物の生産安定向上技術の確立
小課題雪腐病菌の増殖機構及び周年生態の解明(36)
摘要北陸地域の転換畑に分布する主要な雪腐病菌(Pythium paddicum(P)、P.iwayamai(I)、Typhula incarnata(T))の土壌中および植物体中での動態を明らかにするため、転換後の経過年数を異にする圃場に分布する雪腐病菌の種類と密度を調査し、また上記3菌をオオムギに単独・混合接種し、植物体中での各菌の菌量を測定した。その結果、転換初年畑には病原力弱のPのみが生息しており、そこにムギを栽培すると本菌による雪腐病が発生した。その後転換後年数の経過による土壌の畑地化に伴い、転換4年目頃から生息菌がPから病原力強のIへと質的に変化し、また病原力中のTも定着可能となり、ムギを連作することにより生息菌は大部分がPからIとTに変わり、雪腐病による被害が増大することが明らかとなった。これら3菌の変遷機構は土壌中および植物体中における各菌の病原力・競争力等の生理生態的特徴から説明することができた。
研究分担水田利用・病害研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030598
収録データベース研究課題データベース

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