麦類雪腐病菌の菌別発生予測法の確立(37)

麦類雪腐病菌の菌別発生予測法の確立(37)

課題番号1992002555
研究機関名北陸農業試験場(北陸農試)
研究期間完H01〜H02
年度1992
研究問題多雪地農業における克雪技術の確立
大課題多雪地における越冬作物の生産性向上技術の確立
中課題越冬作物の生産安定向上技術の確立
小課題麦類雪腐病菌の菌別発生予測法の確立(37)
摘要圃場に分布する雪腐病菌の種類、植物体の根雪前生育量および根雪日数の3要素から、本病の病原菌別被害予測式を作成した。オオムギ品種ミノリムギを、殺菌土を詰めたポットに播種時期を6水準変えて播種し、根雪前生育量の異なる植物材料を得た。次にポットにP.paddicum(P)が主に分布する圃場の表層土と、P.iwayamai(I)が主に分布する圃場の表層土を用いて、冷蔵庫内で本病を発病させた。その後、根雪日数を変えるために設けた5水準の冷蔵庫収納期間後に、各試験区のムギの生存茎率を調査した。各菌とも根雪日数とムギの被害程度との間には高い負の相関関係にあり、また播種期が遅れるほどムギの被害程度が増加する傾向にあった。菌別にムギの被害程度を比較すると、播種時期が早い試験区では菌間で明瞭な差異は認められなかったが、播種期が遅い試験区ではIが主に分布する圃場の方がPが主に分布する圃場より明らかにムギの被害程度が高かった。根雪日数と被害程度(生存茎率)の回帰式を求め、LI50(半分の茎が枯死するのに必要な根雪日数)を計算すると、LI50と根雪前生育量(地上部乾物重)との間には対数回帰の関係があったので、LI50を目的変数(Y)とし、1個体当りの乾物重(X)を説明変数とする菌別の回帰曲線式を求めて、被害予測式を作成した。
研究分担水田利用・病害研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030599
収録データベース研究課題データベース

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