稲の病害虫抵抗性育種及び地域適応性の検定−マレイシアにおけるイネツングロ病抵抗性及び地域適応性の育種に関する研究−(20)
課題番号 | 1992003855 |
研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) |
他機関 | マレシア農業開発研究所 |
研究期間 | 完H01〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における作物の生産・利用技術の開発,改善 |
大課題 | 熱帯・亜熱帯における稲作の改善 |
中課題 | 熱帯・亜熱帯における稲の育種 |
小課題 | 稲の病害虫抵抗性育種及び地域適応性の検定−マレイシアにおけるイネツングロ病抵抗性及び地域適応性の育種に関する研究−(20) |
摘要 | 東南アジアの品種を中心にツングロ病抵抗性検索をおこない、123の抵抗性品種を見いだした。このうち25品種の抵抗性は媒介虫(タイワンツマグロヨコバイ)抵抗性に基づくものであった。またKuala Muda地区において現地試験を行い、これまでツングロ病抵抗性品種としてマレイシアで広く普及しているIR42とMR118が感受性品種並に発病することを確認した。両品種の抵抗性は類似した媒介虫抵抗性に基づき、媒介虫の変化によって抵抗性崩壊を起こしたと推察される。また抵抗性品種の雑種後代における選抜効率の試験を行い、Basmati 370ではF2世代で、IR50ではF5世代以降で有効であった。 |
研究分担 | 研一(主研) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030692 |
収録データベース | 研究課題データベース |