亜熱帯作物種子の発芽力の増進技術の開発
亜熱帯作物種子の発芽力の増進技術の開発
課題番号 | 1992003865 | ||
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研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) | ||
他機関 | 大阪府立大学【山口俊彦】 | ||
研究期間 | 単H03〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における作物の生産・利用技術の開発,改善 | ||
大課題 | 熱帯・亜熱帯における畑作の改善 | ||
中課題 | 熱帯・亜熱帯における畑作物の育種 | ||
小課題 | 亜熱帯作物種子の発芽力の増進技術の開発 | ||
摘要 | 長期保存によって発芽力が低下したり、遺伝資源の導入時点ですでに発芽力が低下している種子も多い。また、熱帯果実や一部のマメ科作物ではrecalcitrant seedである。そこで、このような種子に対する植物ホルモンの発芽力の向上効果を検討した。長期保存し発芽力が低下した熱帯マメ科牧草のCentrosema pubescensの種子を用い、発芽力を向上させるために適するホルモンの種類およびその濃度を調査したところ、(+)−ABAの百万分の1ppm濃度が最適であることが明らかになった。この処理条件で、発芽力の低下したその他の5属8種のマメ科作物種子にホルモン処理を行ったところ、そのうち4属6種で正常に発芽させることに成功した。 | ||
研究分担 | 沖縄・作物育種研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030702 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |