亜熱帯条件を利用した世代促進による耐病性小麦育種素材の育成
課題番号 | 1992003867 |
研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) |
研究期間 | 新H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における作物の生産・利用技術の開発,改善 |
大課題 | 熱帯・亜熱帯における畑作の改善 |
中課題 | 熱帯・亜熱帯における畑作物の育種 |
小課題 | 亜熱帯条件を利用した世代促進による耐病性小麦育種素材の育成 |
摘要 | 近縁種が持つ耐病性遺伝子の栽培小麦への導入や育成素材の染色体的解析を、世代促進法を利用しながら進めることを目的とする。ライムギ品種ペトクーザに由来した小麦赤さび病に対する抵抗性遺伝子は、貯蔵タンパク質の解析によってライムギ染色体2Rの長腕にあることを明らかにした。6倍体ライコムギRW−61の持つ赤さび病抵抗性遺伝子も同じく2R長腕に座乗しており、このライムギ染色体腕は複数座の赤さび病抵抗性遺伝子を持ち重要であった。RW−61の抵抗性を新たに春播型小麦へ導入するため、チクシコムギおよびウシオコムギと交配した。 |
研究分担 | 沖縄・世代促進研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030704 |
収録データベース | 研究課題データベース |