バレイショのミトコンドリアDNAの変異解析(158)
課題番号 | 1992003981 |
研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) |
研究期間 | 完S63〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における生物機能の特性の解明と利用 |
大課題 | 熱帯・亜熱帯における植物・動物相と作物との相互作用の解明と利用 |
中課題 | 熱帯・亜熱帯における作物及び近縁種の多様性の解明と利用 |
小課題 | バレイショのミトコンドリアDNAの変異解析(158) |
摘要 | 南米特産のアンデイゲナの1品種と日本の栽培バレイショ21品種の葉からミトコンドリアDNAを単離・精製し、これを5種類の制限酵素(HindIII, SalI, PvuII, SmaI及びXhol)により切断した後、電気泳動パターンを比較した。全バンドパターンによって品種は4タイプに分類できた。さらに、電気泳動後、DNAをナイロン膜に吸引転写し、イネのミトコンドリア遺伝子DNAをプローブとしてサザンブロット法により詳細な分析をすると、制限酵素HindIIIとプローブatpAの組み合わせ及びXhoIとCOXIの組み合わせでハイブリッドバンドパターンに変異が確認できた。本研究プロジェクトによって開発されたバレイショにおけるミトコンドリアDNAの分析法(制限酵素断片長多型法とサザンブロット法)は、原産地の多様な遺伝資源の管理及び評価に際して新しい方法として利用できる。 |
研究分担 | 基盤技術(主研) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030818 |
収録データベース | 研究課題データベース |