乾燥地域の気象・蒸発散特性の解明と防風施設による風食防止(3)
課題番号 | 1992004009 |
研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) |
研究期間 | 単H03〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 熱帯・亜熱帯の地球環境保全機能の解明と農業限界地等における環境資源の利用技術の開発 |
大課題 | 乾燥地における環境資源の利用技術の開発 |
中課題 | 水動態,土壌特性及び気象特性の解明 |
小課題 | 乾燥地域の気象・蒸発散特性の解明と防風施設による風食防止(3) |
摘要 | 平成3年11月21日〜12月19日に中国ウルムチ,トルファンで第6回目の短期在外研究を実施した。トルファン盆地とその斜面の夜間,逆転層の気温・湿度の垂直分布の特徴を明らかにした。例えば1991年11月26〜27日の平坦地における接地面の高さ5mまでの気温逆転は2〜3℃であまり強くないが,盆地底に近い標高−80mの地点では−11℃,斜面の標高150mでは−2.5℃と強い逆転が観測された。なお,レイズドミニマム現象が観測された。また,湿度は地表面付近で10%程度高く,さらに標高差−80mと150mでも低地の方が10%程度高かった。一方,日中では地表温が10℃にも上昇することがあり,湿度は10%程度低かった。 |
研究分担 | 環境資源(主研) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030030846 |
収録データベース | 研究課題データベース |