液状きゅう肥還元に伴う土壤理化学性の変遷と養分の動態(166)
課題番号 | 1992003081 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 継S63〜H07 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 土壌の保全と環境調和型生産力維持向上技術の開発 |
中課題 | 畑地土壌生産力の維持向上と土壌管理技術の開発 |
小課題 | 液状きゅう肥還元に伴う土壤理化学性の変遷と養分の動態(166) |
摘要 | 液状きゅう肥年間60t/10a施用区(7年連用)における地下水(深度18.5〜19.0m)の窒素濃度は水質基準−10mg/l−以下であった。多量区ほど揮散・脱窒による損失率が高くなる。アンモニアの揮散は3〜4日で終了した。揮散量は土壌水分に規制され、高水分(最大容水量の70%)では低水分(同、20%)に比較してほぼ倍増し、施用無機態窒素の約7割に達した。多量区では累積する各土層下部を通過する重力水中の窒素濃度は経年的に低下する傾向がある。また、埋設したポーラスカップに亜酸化窒素が捕捉され、その濃度は多量区で高い。亜酸化窒素の発生制御は今後に残されるが、土壌による過剰窒素の浄化は期待できることを示した。 |
研究分担 | 畑地利用・畑土壌研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031066 |
収録データベース | 研究課題データベース |