飼料特性に基づく泌乳牛の暑熱対策技術の検討(173)
課題番号 | 1992003091 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
他機関 | 中国農試 |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 主要家畜の暑熱対策技術の開発 |
中課題 | 給与飼料の改善による家畜の暑熱対策技術の開発 |
小課題 | 飼料特性に基づく泌乳牛の暑熱対策技術の検討(173) |
摘要 | アミラーゼ分解性の異なるハイアミロースコーンとワキシーコーンの飼料価値について検討した。ハイアミロースコーン及びワキシーコーンの第一胃内乾物消失率は、試料投入6時間後においてワキシーコーンがハイアミロースコーンよりも約10%高い値を示したが、12時間目以降はほぼ同じ値を示した。泌乳牛8頭を用いた代謝試験の結果は、ハイアミロースコーン給与区に比べてワキシーコーン給与区では、体重の減少が少なく、乳蛋白質率、SNF率が高い値を示しており、デンプンの分解性の違いが泌乳成績に影響を及ぼすことが示唆された。なお、体温、呼吸数、飲水量においては、給与飼料による差は認められなかった。 |
研究分担 | 畜産・環境生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031076 |
収録データベース | 研究課題データベース |