各種畑作物群落下での土壌流亡変化量予測法の開発(207)
課題番号 | 1992003098 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
他機関 | 農村計画・資源評価研 |
研究期間 | 完S63〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 農耕地生態系における環境保全技術の開発 |
中課題 | 生態系維持型畑生産技術体系の開発 |
小課題 | 各種畑作物群落下での土壌流亡変化量予測法の開発(207) |
摘要 | 南九州畑作地域での降雨による表面流出量と土壌流亡量との関係を明らかにした。1.表面流出水量中に含まれる微粒子土壌の流亡量は作付様式の種類により異なるが、10aの圃場からの流出水量10リットル当り最大で50g、最小で2gの範囲であった。2.10a当りの土壌流亡量はラッカセイが58.2kg、無マルチさといもが48.6kgと中耕・培土作業回数の多い作付様式ほど大である。3.表面流出量と土壌流亡量との関係は指数関係で近似でき、次式で示される。マルチ区の場合:ER=2.14e0.01Q(R2=0.93)、かんしょの場合:ER=4.49e0.02Q(R2=0.72)但し、ERは土壌流亡量、Qは表面流出水量である。4.限界降雨強度の出現回数の多い月は6月から9月である。 |
研究分担 | 企連・総研2 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031083 |
収録データベース | 研究課題データベース |