課題番号 | 1992003108 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 完H01〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 暖地における高位生産技術と合理的流通・利用技術体系の確立 |
大課題 | 作物、家畜の低コスト生産管理技術の開発 |
中課題 | 水田・畑における省力・低コスト機械化作業技術の開発 |
小課題 | サトイモ分離機構の解明(188) |
摘要 | サトイモの総作業時間の60%強を占める芋分離調製作業を合理化するため、特に分離に力を要する石川早生種について、子芋と孫芋の所要分離力を明らかにするとともに、分離機構の開発を行った。所要分離力は、芋を上→下向きと円周方向に折り取る場合に小さくなる。また、孫芋の分離力は子芋より小さかった。分離方式では、ドラムやタイヤやクローラを利用した接触分離方式と、先端に芋株を固定した振り子を瞬間的に停止させ慣性力により芋を分離する慣性分離方式を試験した。接触分離方式では芋に傷が発生する問題があった。開発した慣性分離方式では、芋に傷をつけることなく50Gの衝突加速度で約90%の芋を分離することができた。 |
研究分担 | 畑地利用・作業シス研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031093 |
収録データベース | 研究課題データベース |