天敵生物の利用法の開発(261)
天敵生物の利用法の開発(261)
課題番号 | 1992003162 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) | ||
研究期間 | 中S63〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 難防除病害虫の総合的制御技術の確立[地域基盤研究] | ||
大課題 | 難防除病害虫の制御基幹技術の開発 | ||
中課題 | 生物的制御技術の確立 | ||
小課題 | 天敵生物の利用法の開発(261) | ||
摘要 | 水稲のウンカ・ヨコバイ類の天敵としてのクモ類の働きを評価するため,主要クモ類について個体数の年次変動および個体群増殖パターンを調査した。クモ全種の初期密度は年によって異なった。ピーク密度は年による大きな違いはなかったが,初期密度が高い年ほどピーク密度に達する時期が早い傾向があった。増殖曲線はクモの種ごとにほぼ一定しており,キクヅキコモリグモではロジスティック型,ヤサガタアシナガグモでは二峰型,セスジアカムネグモとニセアカムネグモでは指数的増加を示した。前2種では初期密度,ピーク密度ともに年による違いは小さかった。後2種では初期密度は年によって異なり,初期密度が高い年ほど早い時期にピーク密度に達した。担当者の転任のため中断した。個体群動態の専門家を補充して再開したい。 | ||
研究分担 | 地域基盤・害虫制御研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031147 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |