稲・畑作物害虫に対する新殺虫剤の作用特性に関する研究(268)
課題番号 | 1992003168 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 単H03〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 難防除病害虫の総合的制御技術の確立[地域基盤研究] |
大課題 | 難防除病害虫の制御基幹技術の開発 |
中課題 | 物理的及び化学的制御技術の確立 |
小課題 | 稲・畑作物害虫に対する新殺虫剤の作用特性に関する研究(268) |
摘要 | 畑作,野菜類のネコブセンチュウ及び稲のウンカ・ヨコバイ類に対する新規化合物の防除効果及び天敵類に対する作用性を検討した。トマトのネコブセンチュウではHCN−801,5%粒剤が線虫寄生度を対照剤のバイデート粒剤とほぼ同等に抑え,また根こぶ指数については対照剤よりも低く抑えており,高い実用性が期待される。ウンカ・ヨコバイ類ではアドマイヤー粒剤及び,NC−198粉剤33DL,TI−304粒剤はトビイロウンカの発生と枯死被害を防止した。またアドマイヤー粒剤ではクモ類に対する影響は小さかったが,捕食性天敵の1種であるカタグロミドリメクラカメムシは散布区における密度減少が明らかで,影響が大きかった。 |
研究分担 | 地域基盤・害虫制御研線虫制御研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031153 |
収録データベース | 研究課題データベース |