各種プロトプラストへの遺伝子導入条件の検討(80)
課題番号 | 1992003182 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 継S63〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 暖地農業研究の展開を支える基盤的技術の開発 |
大課題 | 遺伝資源の評価と利用による生物機能の開発 |
中課題 | 遺伝子工学、細胞工学等による生物機能の開発 |
小課題 | 各種プロトプラストへの遺伝子導入条件の検討(80) |
摘要 | サツマイモ(品種、中支8号)の懸濁培養細胞からプロトプラストを調製し、5×105/mlの濃度でエレクトロポレーションに供試した。ハイグロマイシン耐性遺伝子(HPT)をもつプラスミド、puC19−HPT、及びβ−グルクロニダーゼ(GUS)をもつプラスミドpBI221をプロトプラストと混ぜ合わせ、0.75KV/cm、100μFD、10ミリ秒の条件でエレクトロポレーションを行った。その後プロトプラストをハイグロマイシン存在下で培養し、カルスを得た。このカルスよりDNAを抽出し、適当な制限酵素で処理した後、HPTをプローブにしてサザンハイブリダイゼーションを行った。その結果ハイグロマイシンで生育してくるカルスDNAにはHPT遺伝子が導入されていることを確認することができた。 |
研究分担 | 作物開発・育種工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031167 |
収録データベース | 研究課題データベース |