暖水塊及び周辺域における栄養塩供給機構の解明
暖水塊及び周辺域における栄養塩供給機構の解明
課題番号 | 1992005049 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 東北区水産研究所(東北水研) | ||
研究期間 | 新H04〜H08 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 水域における生物生産機構の解明 | ||
大課題 | 東北海域における生物生産機構の解明 | ||
中課題 | 東北海域における低次生物生産機構の解明 | ||
小課題 | 暖水塊及び周辺域における栄養塩供給機構の解明 | ||
摘要 | 海洋の生物生産は、植物プランクトンによって支えられており、海水中の栄養塩と光が光合成を律速している。栄養塩は、海洋表層の有光層で植物プランクトンにより消費され、表層以深で生物の分解により再生産されている。東北海域では、栄養塩は有光層以深や親潮海域から供給されていると考えられている。しかし、主な供給源や供給機構については未解明であり、生物生産を考える上で、その解明が求められている。暖水塊は、東北海域の代表的な中規模海洋構造であり、亜熱帯循環系の貧栄養で暖かい水が周辺の栄養塩濃度が高く冷たい水を取り込みつつ長期間その構造を維持しているものである。暖水塊は東北海域の生物生産に大きな影響を与えているので、暖水塊周辺での栄養塩の挙動を解明する必要がある。 | ||
研究分担 | 海洋環境・生環研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031185 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |